ROC曲線とAUC

閾値非依存の性能指標、ROC曲線とAUC。 不均衡データのPR曲線も併せて学びます。

閾値を変えながらモデル全体の性能を可視化、ROC曲線とAUC。

白峰 リリ(普段) 白峰 リリ

F1の他にも『AUC』ってよく聞くね。
何が違うの?

神楽 モニカ 先生(笑顔) 神楽 モニカ 先生

AUCはROC曲線の下面積で、閾値に依存しないモデル全体の性能指標よ。

紅林 かえで(普段) 紅林 かえで

ROC曲線は、閾値を変えながら横軸にFPR(偽陽性率)、縦軸にTPR(真陽性率=Recall)をプロットした曲線なの。 左上に近づくほど良いモデルね。

藍沢 しずく(普段) 藍沢 しずく

FPRって、なんですかぁ?

紅林 かえで(普段) 紅林 かえで

FPR = FP/(FP+TN) = 『陰性のうち誤って陽性と判定した割合』。 1-特異度とも呼ぶ。

白峰 リリ(普段) 白峰 リリ

AUC=Area Under the Curve だね。 範囲は?

神楽 モニカ 先生(普段) 神楽 モニカ 先生

0〜1の範囲で、0.5=ランダム、1.0=完璧。 通常0.7以上で実用的、0.9以上で優秀とされるのよ。

紅林 かえで(普段) 紅林 かえで

AUCの面白い解釈として『ランダムに選んだ陽性サンプルのスコアが、ランダムに選んだ陰性サンプルのスコアより高い確率』とも言えるの。

藍沢 しずく(笑顔) 藍沢 しずく

へぇ〜!
深いですぅ。

白峰 リリ(普段) 白峰 リリ

F1とAUC、どっちを使うの?

神楽 モニカ 先生(普段) 神楽 モニカ 先生

F1は特定の閾値での性能、AUCは閾値全体に渡る性能。 モデル比較ではAUCが便利、運用閾値が決まっているならF1で評価する、と使い分けるのよ。

紅林 かえで(普段) 紅林 かえで

類似指標としてPR曲線(Precision-Recall曲線)もある。 不均衡データではPR曲線の方が役立つわ。

紅林 かえで(普段) 紅林 かえで

DS検定では『AUCは閾値非依存』『AUC=0.5はランダム、1.0は完璧』『左上に近いほど良い』が頻出よ。

確認クイズ

AUCの値として正しい解釈はどれか。

  1. AUC=0.5 は完璧なモデル
  2. AUC=1.0 はランダム予測と同等
  3. AUC=0.5 はランダム予測と同等
  4. AUCは0〜100の値を取る
こたえを見る

正解: 3. AUC=0.5 はランダム予測と同等

AUC=0.5 はランダム予測と同等です。 AUCは0〜1の範囲で、0.5=ランダム、1.0=完璧、0.5未満は『逆の予測をしているのでラベル反転すべき』状態を意味します。

神楽モニカ先生、藍沢しずくが桜並木をお散歩を楽しむ様子

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