A/Bテスト設計の基本

施策効果を統計的に検証するA/Bテスト。ランダム割付・サンプルサイズ・交絡回避を学びます。

施策の効果検証の王道、A/Bテスト。設計を間違えると結論が信頼できなくなります。

白峰 リリ(普段) 白峰 リリ

新しいバナーデザインの効果を測りたいんだけど、どう設計すればいい?

神楽 モニカ 先生(笑顔) 神楽 モニカ 先生

それはA/Bテストの出番。
ユーザーをランダムに2群(A群: 既存・B群: 新規)に分けて、結果の差を統計的に比較するの。

紅林 かえで(普段) 紅林 かえで

重要なのは(1)ランダム割付、(2)十分なサンプルサイズ、(3)同時期に行う、の3点。
これが守られないと結論が歪むわ。

藍沢 しずく(普段) 藍沢 しずく

ランダムに分けないとどうなるんですかぁ?

紅林 かえで(普段) 紅林 かえで

例えば男性にだけ新しいバナーを見せていたら、効果差が『バナー』ではなく『男女差』を測ってしまうわ。
これを交絡と呼ぶの。

白峰 リリ(笑い) 白峰 リリ

なるほど、変数が混ざっちゃうんだね。

神楽 モニカ 先生(普段) 神楽 モニカ 先生

そしてサンプルサイズ。
少なすぎると差が偶然なのか本物なのか判別できないし、多すぎると微小な差まで有意になってしまう。
検出力と有意水準から計算するのが定石よ。

藍沢 しずく(笑顔) 藍沢 しずく

わぁ、A/Bテストって統計検定とつながってるんですねぇ♪

紅林 かえで(普段) 紅林 かえで

そう。
さらに『同時期に』も大事。
A群を1月、B群を2月に分けると、季節要因や曜日要因が入って交絡するの。

白峰 リリ(普段) 白峰 リリ

じゃあ朝にA、夜にBもダメだね。
同じ時刻・同じ条件で、ってことか。

神楽 モニカ 先生(普段) 神楽 モニカ 先生

その通り。
最後に、A/Bテストの目的指標(KPI)を事前に決めることも重要。
後から指標を選ぶとp値ハッキングの温床になるわ。

紅林 かえで(普段) 紅林 かえで

DS検定では、A/Bテストの設計上の問題点を指摘する設問が出るので、(1)ランダム割付・(2)サンプルサイズ・(3)同時期・(4)指標事前決定 の4点をチェックリストにしておくのがおすすめよ。

藍沢 しずく(笑顔) 藍沢 しずく

覚えますぅ♪

確認クイズ

A/Bテストで最も避けるべき設計はどれか。

  1. ユーザーIDの末尾偶数/奇数で群を分ける
  2. A群は1月にテスト、B群は2月にテストする
  3. 同時期に同じトラフィックの中でランダム割付する
  4. 事前に必要サンプルサイズを統計的に算出する
こたえを見る

正解: 2. A群は1月にテスト、B群は2月にテストする

A群は1月にテスト、B群は2月にテストするのは時期による交絡が発生し、効果差を正しく測れません。A/Bテストでは同時期にランダム割付するのが鉄則です。

神楽モニカ先生、紅林かえで、藍沢しずく、白峰リリがキャンプでカレー作りを楽しむ様子

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