ロジカルシンキング(MECE・ロジックツリー)

MECEとロジックツリーで原因や要素を分解する技術を、売上分析の例で学びます。

ビジネス力の核となる論理的思考。MECE と ロジックツリーをまず押さえましょう。

白峰 リリ(しょんぼり) 白峰 リリ

売上が下がったから原因を調べて報告して、って店長から言われたんだけど、どこから手をつければいいかわからないんだよね…

神楽 モニカ 先生(笑顔) 神楽 モニカ 先生

ふふ、それはまさにロジカルシンキングの出番ね。
MECEとロジックツリーを使って原因を分解しましょう。

紅林 かえで(普段) 紅林 かえで

MECEは『Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive』の略で、漏れなくダブりなく、つまり「もれなく、かぶりなく」分けるという意味なのよ。

藍沢 しずく(普段) 藍沢 しずく

もれなく、かぶりなく…分けるときのルールなんですねぇ。

神楽 モニカ 先生(普段) 神楽 モニカ 先生

たとえば売上=客数×客単価、と分解するのが典型例ね。
これならお互い被らず(Mutually Exclusive)、全体もきちんと覆える(Collectively Exhaustive)。
これがMECEな分解よ。

白峰 リリ(笑い) 白峰 リリ

なるほど! じゃあ客数が減ったのか、客単価が落ちたのかをまず調べればいいんだね。

紅林 かえで(普段) 紅林 かえで

そう。
さらに分解するとロジックツリーになるわ。
客数=新規客数+既存客数、客単価=平均購入数×単価、というように、原因を木構造で深掘りしていくの。

藍沢 しずく(笑顔) 藍沢 しずく

わぁ、絵にすると分かりやすそうですぅ♪

神楽 モニカ 先生(笑顔) 神楽 モニカ 先生

MECEに分解する切り口は『時系列』『プロセス』『要素』『対立軸』など。
状況に合わせて切り口を選べることが大事ね。

白峰 リリ(普段) 白峰 リリ

切り口を間違えるとどうなるの?

紅林 かえで(普段) 紅林 かえで

漏れがあれば真の原因を見落とすし、ダブりがあれば二重カウントで誤った結論を出してしまうわ。
だからMECEは課題定義の品質を決める基本動作なの。

藍沢 しずく(普段) 藍沢 しずく

MECEできれいに分けられないときも、あるんですかぁ?

神楽 モニカ 先生(普段) 神楽 モニカ 先生

完全にMECEに分けるのが難しい場合は、『その他』カテゴリを作って漏れを認めるのも実務的な工夫よ。

白峰 リリ(普段) 白峰 リリ

了解!
まずは『売上=客数×客単価』からツリーを作ってみるね!

確認クイズ

次の分解のうち、MECEとして最も問題があるのはどれか。

  1. 顧客 = 新規顧客 + 既存顧客
  2. 売上 = 客数 × 客単価
  3. 顧客 = 男性 + 学生 + 主婦
  4. 時間帯 = 午前 + 午後 + 夜間
こたえを見る

正解: 3. 顧客 = 男性 + 学生 + 主婦

男性+学生+主婦はカテゴリの軸が混在しており、男性で学生がいれば二重カウント、女性で社会人が漏れる可能性があります。性別と職業など、軸を1つに揃えてMECEに分解する必要があります。

🔖 この記事の関連書籍

Amazonアソシエイトリンクを含みます。他分野は おすすめ書籍ページ へ。