ビジネス力の核となる論理的思考。MECE と ロジックツリーをまず押さえましょう。
売上が下がったから原因を調べて報告して、って店長から言われたんだけど、どこから手をつければいいかわからないんだよね…
ふふ、それはまさにロジカルシンキングの出番ね。
MECEとロジックツリーを使って原因を分解しましょう。
MECEは『Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive』の略で、漏れなくダブりなく、つまり「もれなく、かぶりなく」分けるという意味なのよ。
もれなく、かぶりなく…分けるときのルールなんですねぇ。
たとえば売上=客数×客単価、と分解するのが典型例ね。
これならお互い被らず(Mutually Exclusive)、全体もきちんと覆える(Collectively Exhaustive)。
これがMECEな分解よ。
なるほど! じゃあ客数が減ったのか、客単価が落ちたのかをまず調べればいいんだね。
そう。
さらに分解するとロジックツリーになるわ。
客数=新規客数+既存客数、客単価=平均購入数×単価、というように、原因を木構造で深掘りしていくの。
わぁ、絵にすると分かりやすそうですぅ♪
MECEに分解する切り口は『時系列』『プロセス』『要素』『対立軸』など。
状況に合わせて切り口を選べることが大事ね。
切り口を間違えるとどうなるの?
漏れがあれば真の原因を見落とすし、ダブりがあれば二重カウントで誤った結論を出してしまうわ。
だからMECEは課題定義の品質を決める基本動作なの。
MECEできれいに分けられないときも、あるんですかぁ?
完全にMECEに分けるのが難しい場合は、『その他』カテゴリを作って漏れを認めるのも実務的な工夫よ。
了解!
まずは『売上=客数×客単価』からツリーを作ってみるね!
確認クイズ
次の分解のうち、MECEとして最も問題があるのはどれか。
- 顧客 = 新規顧客 + 既存顧客
- 売上 = 客数 × 客単価
- 顧客 = 男性 + 学生 + 主婦
- 時間帯 = 午前 + 午後 + 夜間
こたえを見る
正解: 3. 顧客 = 男性 + 学生 + 主婦
男性+学生+主婦はカテゴリの軸が混在しており、男性で学生がいれば二重カウント、女性で社会人が漏れる可能性があります。性別と職業など、軸を1つに揃えてMECEに分解する必要があります。