『日本にラーメン屋は何店ある?』のような問いに、データなしで概算する力。これがフェルミ推定です。
面接で『日本に電柱は何本ある?』って聞かれた先輩がいるんだけど、それ無理ゲーじゃん!
ふふ、それはフェルミ推定の典型問題ね。
物理学者エンリコ・フェルミが学生に出したのが由来よ。
フェルミ推定は『データなしで概算値を導く』思考法。
MECEな分解、仮定の明示、オーダー(桁)を意識した計算、の3点が要よ。
桁さえ合ってれば、だいたい正解ってことですかぁ?
そう、フェルミ推定は『正確な答え』ではなく『桁が合う答え』を出すゲーム。
1万本と100万本は違うけど、80万本と120万本は同じオーダーね。
じゃあ電柱なら…日本の人口1.2億人で、何人に1本くらいになるんだろ?
切り口は色々あるわ。
例えば『電柱は道沿いに30m間隔』『日本の道路総延長は約120万km』と仮定すると、120万km÷30m=4000万本、と概算できる。
これはプロセス分解による推定。
わぁ、思ってたのと全然違う数字ですぅ。
でも、ちゃんと筋が通ってますねぇ。
DS検定でも、与えられた仮定からの概算力を問う問題が出ることがあるの。
{kw('フェルミ推定')}の技法は実務でも『市場規模の概算』『新規施策のインパクト試算』に直結するわ。
答えがちょっとズレてても、筋道がちゃんとしてれば評価されるってこと?
そう、結果より過程が大事なの。
仮定をはっきり示すことで、相手が『その仮定は妥当か』を検証できるようになるのよ。
フェルミ推定って、ビジネスの場面でも使えちゃうんですねぇ。
新規事業でデータがない時こそ威力を発揮するのよ。
データサイエンティストは、データがある時もない時も結論を出せるよう訓練しておく必要があるの。
確認クイズ
フェルミ推定の進め方として最も適切なものはどれか。
- 正確な数値を求めるために細部までデータを集める
- MECEに分解し、仮定を明示してオーダーレベルで概算する
- 経験と勘で一発で答えを出す
- 答えがわからない場合は『不明』と回答する
こたえを見る
正解: 2. MECEに分解し、仮定を明示してオーダーレベルで概算する
MECEに分解し、仮定を明示してオーダーレベルで概算するのがフェルミ推定の基本です。データがない不確実な状況で意思決定をするための、ビジネス力(BIZ力)の重要スキルです。