データサイエンティスト協会は、2025年11月25日のシンポジウムでスキルチェックリストver.6を発表し、12月4日に公開しました。ver.6はデータサイエンティストの職能全体を定義する資料であり、DS検定★の出題範囲そのものと完全に同じ資料ではありません。ver.6の公式発表と検定の公式範囲を分けて読みます。
せんせぇ、ver.6の『価値創造』『融合スキル』『基盤スキル』が、そのまま試験の3分野になるのぉ?
その理解は正確ではないわ。
ver.6の職能定義では、ビジネス力を価値創造力へ再定義し、融合スキル群と基盤スキルを新設しているの。
一方、DS検定の公式ページは、基盤、データサイエンス、データエンジニアリング、価値創造の4カテゴリを出題範囲として示しているわ。
融合スキル群は、DSとDEの境界をまたぐAI実装や、DS・DE・価値創造を横断する実務スキルを表すver.6上の整理です。
検定ページでは『融合』を独立した第5の試験カテゴリとしては掲げていません。
大きな職能マップと、見習いレベルを測る試験の地図は、重なるけど同じじゃないってことだね!
その通り。
ver.6では、従来のビジネス力を価値創造スキルとして再定義し、課題再定義、意味設計、社会実装、ガバナンス、スケール展開を体系化したと協会が説明しているわ。
さらに基盤スキルでは、論理思考、行動基盤、システム・データ理解、AI基礎理解などを統合・整理しています。
全体のチェック項目は650項目から845項目へ増えました。
じゃあ試験対策では、ver.6を全部暗記するんじゃなくて、公式試験ページで星1相当の範囲を確かめるのぉ。
ええ。
職能開発にはver.6全体、DS検定対策には公式試験範囲と模擬問題、というように目的を分けて使いましょう。
価値創造で確認する視点
協会のver.6発表は、価値創造に課題再定義、意味設計、社会実装、ガバナンス、スケール展開を含めています。試験で扱う具体的な星1項目は、公式スキルチェックリストver.6と現行試験範囲を照合してください。
試験問題の確認
公式模擬問題には価値創造の例題が4問あります。これは例題セットの構成であり、本試験のカテゴリ別配点や固定出題数を示す資料ではありません。
確認クイズ
スキルチェックリストver.6とDS検定★の関係として、正しいものはどれか。
- 融合スキルはDS検定の独立した第5カテゴリである
- ver.6の845項目すべてが同じ比重で試験に出る
- ver.6は職能全体の定義で、試験は公式ページが示す4カテゴリの星1相当を対象とする
- 価値創造はver.6で廃止された
こたえを見る
正解: 3. ver.6は職能全体の定義で、試験は公式ページが示す4カテゴリの星1相当を対象とする
ver.6は職能全体を整理する資料です。DS検定は、公式ページが示す基盤・データサイエンス・データエンジニアリング・価値創造の4カテゴリの星1相当などを対象とします。
一次情報
- データサイエンティスト協会:スキルチェックリストver.6発表
- データサイエンティスト協会:スキルチェックリストver.6
- データサイエンティスト協会:DS検定★の現行試験範囲
- データサイエンティスト協会:ver.6対応模擬問題
確認日:2026-07-11